中国人女性との結婚にあたり
日本側での一連の手続きと
イベントを終えた後、
私たちは嫁の出身地である
中国福建省に渡りました。
中国福建省に渡りました。
※日本側のことは過去記事で!
★★★
この工程ででやったことは
大きく以下の2つ。
①結婚の宴を催す
②中国側の戸籍を変更する
今回はまず①をご紹介します。
なお、私たちは中国側では
日本の挙式に相当するような
儀式的なものは行っていません。
なので本記事は手続きというより
中国のとある村で行われた結婚の
宴の様子をご紹介するものです。
まったりご覧いただければと。
---
3月下旬、中国福建省は古田県。
日中の気温は20度前半、桃の花が
見ごろと迎えた心地よい季節。
(桃の花が見ごろ)
見ごろと迎えた心地よい季節。
(桃の花が見ごろ)
予想を超えた規模で行われた
婚約パーティからちょうど1年。
婚約パーティからちょうど1年。
結婚の宴のために再度嫁の故郷を
訪れた私は期待と不安が半分ずつ。
※婚約パーティの様子は過去記事で!
(→中国の『訂婚』パーティ)
(→中国の『訂婚』パーティ)
宴の当日、
福建小妹(嫁)は実家から少し離れた
メイクのお店で化粧&ドレスアップ。
福建小妹(嫁)は実家から少し離れた
メイクのお店で化粧&ドレスアップ。
私は普通のスーツに金のネックレス
といった軽めな扮装。
今回の宴は、嫁の実家で開催される
ということで、メイクのお店から
実家まで結婚用に派手にデコられた
車で移動です。
ということで、メイクのお店から
実家まで結婚用に派手にデコられた
車で移動です。
(結婚用にデコられた車)
なんと、
伴走する車は、火のついた爆竹を
窓から放り投げながら街中を激走。
いやいや、爆風が対向車や歩行者
にかかってるし…^^;
いやいや、爆風が対向車や歩行者
にかかってるし…^^;
…さあ、
それっぽくなってまいりました!
それっぽくなってまいりました!
人が集まっており、その中を新郎
新婦がお披露目的にゆっくりと
歩きながら実家の寝室へ。
寝室のベッドはそれ用に飾り付け
されておりました。
(それ用に飾り付けされたベッド)
新郎新婦はまずベッドに腰かけて
(それ用に飾り付けされたベッド)
新郎新婦はまずベッドに腰かけて
玉子スープをいただく。
玉子スープは、子宝に恵まれるよう
にとの願いから新郎新婦が食べる
風習とのこと。ふーん。
その後は、
新婦の友人が部屋になだれ込んで
ハイテンションで談笑。
これが噂に聞いた「闹新房」か。
新婦の友人が部屋になだれ込んで
ハイテンションで談笑。
これが噂に聞いた「闹新房」か。
文字通りにぎやかでおめでたい
雰囲気が高まります。
雰囲気が高まります。
そして昼12:00、宴の始まりです。
例の通り爆竹が大音量で響き渡り
新郎新婦は、衣装を中国っぽい赤い
やつに着替えて、宴の会場へ。
(中国っぽい赤いやつ)
会場はなんと、実家とその隣の家、
そして向かいの家の3会場!
それぞれ10人掛けの円卓が4卓ずつ。
その宴は新郎新婦の登場を待たずに
そして向かいの家の3会場!
それぞれ10人掛けの円卓が4卓ずつ。
その宴は新郎新婦の登場を待たずに
既に始まっており、料理も実家の
お庭の特設キッチンからどんどん
運び込まれています。
日本の披露宴のように、乾杯の挨拶
や来賓のスピーチなどはなく、
途中からきた客人も着席と同時に
ダイレクトに食事開始。
ダイレクトに食事開始。
…お、おぅ、これはこれでいいぞ!
そんな感じで、
新郎新婦は特にいじられることもなく
1つの円卓に参加。
新郎新婦は特にいじられることもなく
1つの円卓に参加。
次々に運び込まれる大皿料理も、
皆すごい勢いで消化していきます。
「遠慮」とか「ご歓談」なんて
していたら食いっぱぐれます。
宴の終盤では、新郎新婦とその家族が
皆すごい勢いで消化していきます。
「遠慮」とか「ご歓談」なんて
していたら食いっぱぐれます。
宴の終盤では、新郎新婦とその家族が
全ての客人の円卓を廻りながら挨拶、
乾杯しなが红包を頂きました。
(客人に挨拶&乾杯)
客人は皆さん、村の娘を奪っていく
日本人に対して、言葉が通じない
ながらとても親切に接してくれて、
とても暖かな気持ちになりました。
日本人に対して、言葉が通じない
ながらとても親切に接してくれて、
とても暖かな気持ちになりました。
宴は13:00の爆竹(終了の合図)で
あっさりお開き。
客人は特に居座ることもなく、
料理はしっかり「打包」して
さーとお帰りになりました。
あっさりお開き。
客人は特に居座ることもなく、
料理はしっかり「打包」して
さーとお帰りになりました。
客人はおおよそ120名と、規模、
方式、帰り際の速やかさ(^^;
共に1年前の婚約パーティと
ほとんど同じ展開でした。
方式、帰り際の速やかさ(^^;
共に1年前の婚約パーティと
ほとんど同じ展開でした。
疾風怒濤の宴を終えて、
私は思いました。
なるほど、「結婚の宴」の正体は
ハイペース&超効率的な食事会だ。
(…あくまで私の感想)
ハイペース&超効率的な食事会だ。
(…あくまで私の感想)
そんな宴はその1回だけでなく、
その夜と次の日の夜の合計3回、
微妙に客人が入れ替わって開催
されました。
(…ヘロヘロで日本へ帰国)
---
さて、宴はそんな感じでしたが、
結婚に関連して中国側で行うべき
手続きがまだ残っています。
次回は、
国際結婚の手続きにおいて
最後にして最大の難関、
嫁の中国側の戸籍変更について
取り上げます。
関連記事:
・中国人女性との結婚にあたって私がやったこと
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